アパート経営の流動性の低さに注意

投資に関するリスクは様々なものがありますが、他の投資対象と比較した場合に、アパート経営では流動性が低いというリスクがあります。流動性とは、売買の活発さを意味する言葉です。流動性が高いと言えば、売買が頻繁に行われていることを指します。流動性が低いということは、売買があまり行われていないことを意味します。

最近では不動産の売買がよく行われていますが、それでも他の投資対象と比較すると流動性は圧倒的に低いです。例えば、株式の場合には、証券取引所が開いていれば常に売買が行われていると言ってもよいでしょう。その取引高は1日当りでで何兆円という単位ですから、流動性の高さは非常に優れています。アパート経営は投資としての流動性が非常に低いのですが、それが影響するのは売却したい時です。

何か理由があって、どうしても現金が必要になるシーンは、人生の中で何度かあるでしょう。このようなときに、流動性が低いと売るまでに時間がかかってしまいます。株式投資の場合、証券取引所が開くのを待ってすぐに売却すれば、現金化することができるのですが、アパート経営の場合、売却するためには何ヶ月もかかることも珍しくはありません。流動性の低さは、いざというときに大きく影響してくると言えるでしょう。

アパート経営は、通常は長期間に亙って行いますから、売却することはあまりありません。資金計画がずさんだと売却しなければならなくなることもありますから、キャッシュには常に余裕を残しておくようにしましょう。

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