
アパート経営は儲かると思っている人も多いようですが、それほど儲けが多いわけではありません。物件情報を見ていると、10%を超える利回りのものを見つけられることもあります。これにレバレッジをかければ20%や30%といった利回りは難しくないと考える人もいるでしょう。しかし、それほど単純なものではありません。
まず、いろいろなランニングコストがかかるという点には注意しなければなりません。広告などに記載されている利回りは表面利回りであることが多いよウエス。表面利回りは年間に得られる賃料収入と物件の価格によって計算されています。ランニングコストは計上されていないことが多いです。
また、物件の価格と言っても、それだけを出せば取得できるわけではなくて、いろいろな費用がかかるという点に注意しなければなりません。ですから、実際に運用をしてみると、利回りは低下すると考えておいたほうが良いです。では、物件としての利回りはどれくらいなのでしょうか。リスクの小さい物件を探して投資をした場合、5%から7%くらいになると考えられています。
ただ、注意しておかなければならないのは物件の価値は除外していることです。仮に5%で運用したとしても、最終的にはアパートがなくなるわけではありません。アパートの建物はなくなっても土地は残りますから、それを売却することでお金が入ってくることも考えれば、投資としては優れていると考えられます。
No comment yet, add your voice below!